2015年春よりツルハシブックスを拠点に活動する女性三人チーム、コメタク。
彼女たちは何者なのか。インタビューでせまる。
― コメタクとは何をするチームですか?
ゆき:米を炊くことから、始まる豊かな暮らしを提供しようとするチームです。
―― なぜそれをしようと?
ゆ:三人共通の思いは、「みんな一人で生きようとし過ぎだ」ということです。
今の社会って、多くの人が「これからどうやって生きて行こう…」みたいな不安があると思うんだけど、その原因は何かっていうと、「全部一人でやれるようになんなきゃ」と思い過ぎてるからなんじゃないかな。
なにかの資格取って、自分に武器を身に着け、「一人で社会と戦っていけるようにしないと…!」みたいな不安を多くの人が抱えているんだと思う。
でもそれは違うんじゃないかって私たちは思っていて、自分一人ではなく誰かと一緒に手を取り合って暮らしていくスタイルがこれからの生き方じゃないでしょうか。私たちは新しい生き方を提案しに新潟に来ました。
―― なるほどね~。「一人じゃなく、みんなで生きて行こう」。いい言葉だね。
ゆき:みんなでっていうのは、単純に協力し合うってだけじゃくて、なんて言うんだ…。
例えば自分が食べるお米を、町のお米屋さんで買うってことも誰かと一緒に生きるってことになる。
あと、十年後の自分を考えて、「体にいいものを摂ろう」と考えることも未来の自分と一緒に生きていることだし。
―― ほうほう。なるほどなるほど。
あいり:時間軸を超えてね。
ゆき:そうそう。
あいり:ここはみんなで考えて、合宿して出た答え。
―― 合宿したんだ(笑)。
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